世界保健機関総会で、台湾の参加が認められず
11月 10, 2020 20:41 Asia/Tokyo
第73回WHO世界保健機関総会で、台湾のオブザーバー参加が再び認められませんでした。
イルナー通信によりますと、今回の総会は今年5月に開幕したものの、新型コロナウイルスの感染拡大により中断され、秋になってオンライン形式で続きが行われました。
このスイス・ジュネーブでのオンライン会議は、2カ国から提案されていた台湾のオブザーバー参加が否決されました。
5月に開催された通常の出席型の総会でも、この提案は否決されていました。
在ジュネーブ国際機関の中国代表は、WHO世界保健機関の加盟国の大半に対し、「一つの中国」の原則への支持に感謝の意を表しました。
台湾のWHO総会への参加は1年前から、WHOをめぐる中国と台湾にとっての重要問題のひとつとなっています。
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