バイデン次期米大統領が米国防長官候補者を特定
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ロイド・オースティン氏
米国の主要メディアがすでに米国大統領と呼ぶバイデン氏は、国防長官の職に退役将軍のロイド・オースティン氏を候補とする可能性があります。
政治に特化した米国のニュースメディア・ポリティコは、情報筋の話として、バイデン氏は、米国防長官の職に退役将軍のロイド・オースティン氏を候補とする可能性がある、と報じました。
オースティン氏は2013年から2016年まで米軍中央軍の司令官を務めました。オースティン氏が候補に推薦され、その後上院で承認がされた場合、同氏は史上初の黒人の国防長官となります。
これに先立ちロイター通信は、バイデン氏が今月11日に将来の政権における国防長官の候補者を発表する意向であると報じていました。このほか、バイデン氏は今週に法務相および検事総長の候補を発表する可能性があります。
米国の大統領選挙が実施されたのは先月3日で、すでに1ヶ月以上が経過しましたが、現在に至ってもその結果は公表されていません。これは、一連の州で共和党員らによる投票用紙の再集計を求める訴訟が提起されていることから、最終的な結果発表が延期されているためです。
同時に、記者らの見解によりますと、すでに民主党のバイデン氏は、大統領の座をかけたトランプ氏との対決で勝利に必要な270人超の選挙人を獲得しています。
また、第2期目に立候補したトランプ氏は現在でも敗北を認めておらず、同氏は選挙では民主党によるたくさんの違反が行われたと主張しています。まさにそのことが投票用紙の再集計に関連しているのです。
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