IAEA事務局長、「イランは全世界の安全と安定を希求」
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IAEA国際原子力機関グロッシ事務局長
IAEA国際原子力機関グロッシ事務局長は、イランは全世界中の安全と安定を希求していると語り、アメリカの核合意離脱を批判しました。
グロッシ事務局長は16日水曜、米CBSニュースとのインタビューで、米国政府の核合意離脱を批判し、イランが核合意の枠組みの中でその核計画を推し進めていることを強調しました。
グロッシ氏は、「米国は2018年に核合意を離脱した。イランはこの米国の措置への対応として、核合意内の自国の責務履行の段階的な縮小を決定した」と述べました。
そして、「IAEA査察官は、イランの核活動についての報告のため、まだイランに滞在している」と述べました。
イランとIAEAは今年8月、グロッシ氏がイラン訪問の終わりにイラン当局との協議を行った際に、その協力の度合いをこれまで以上に強化し、 2016年1月16日からイランが自主的かつ一時的に実施している包括的セーフガード協定と追加議定書の完全な実施を促進するために相互信頼を構築することに合意しました。
これにより、イランは、IAEAから要請があった2か所の施設への立ち入り視察を自発的に許可し、これらの問題を解決するためのIAEAの査察活動を促進させました。
2018年5月8日、トランプ米大統領は核合意における自国の責務に違反して、一方的にこの国際協定から自国を離脱させ、核制裁の再発動を発表しました。
このトランプ大統領の動きは、米国内のみならず国際的にも広範囲な非難に直面しています。
イランは、米国が核合意から一方的に離脱した一年後の2019年5月8日、米国の核合意離脱後の経済的影響を補填するための欧州の提案が達成されることがなかったことを証明した後、核合意に規定された責務を5段階にわたって縮小しました。
イランは、制裁が解除され、核合意の恩恵を受けるのであれば、核合意の責務に復帰する準備ができていると強調しています。
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