米国防総省が、新政権の権限移行を妨害

12月 19, 2020 23:59 Asia/Tokyo

ミラー米国防長官代行が、バイデン次期大統領の政権移行チームとの協力の一時停止を命じました。

米ニュースサイト・アクシオスが、アメリカ政府高官の話として報じたところによりますと、ミラー国防長官代理は今月17日、同省当局者らに対し、バイデン次期政権移行に関する会議の全ての取りやめを命じたということです。

なお、情報筋は、次期政権移行チームとの協力停止命令という今回のミラー長官代理の決定及び、トランプ現大統領との調整の動機に関しては把握していない、としています。

ミラー長官代理は先月9日、エスパー前国防長官の辞任に伴い指名されました。

現トランプ政権で国家安全保障問題担当補佐官を一時期務めたことのあるマイケル・フリン氏は18日金曜、大統領選の再実施のために軍を配備し、戒厳令を敷くことを各州に迫るようトランプ氏に提案しました。（こちら）

こうした中、先のアメリカ大統領選挙の結果は今月14日、選挙人投票により正式に、バイデン氏の当選･勝利を承認しています。

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