ロシアが現行核合意の変更に反対
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ロシア外務省のリャブコフ次官
ロシア外務省のリャブコフ次官が、新しい核合意についてのいかなる議論も誤った措置であり、そのような案は状況をただ悪化させるだけだと指摘しました。
ファールス通信によりますと、リャブコフ次官は28日月曜夜、ツイッターにおいて、「ロシア政府は、『核合意プラス』のような案の提示は不適切で誤った行動であり、状況をただ悪化させるだけだと考えている」と語りました。
ロシア外務省のザハロワ報道官もしばらく前に、「イラン核合意への米国の復帰は、いかなる前提条件や追加要求もないものでなければならない」と強調しています。
イランのタフテラヴァーンチー国連大使は今月22日、核合意に関連する国連安保理決議2231号の実施状況について半年ごとに行われる定期報告のために開かれた安保理会合において、核合意は互いの利点についての駆け引きを含んだ熾烈な交渉の中から得られたものであるとして、「核合意をめぐる再協議や、この合意へ新たな条項を追加するというような提案は、いずれも安保理決議2231号に反するものであり、イランとしては一切受け入れられない」としました。
トランプ大統領は2018年5月8日、核合意に規定された米政府の責務を無視して一方的にこの国際協定から離脱し、核関連制裁の再発動を発表しました。
この行動は、米国内や国際社会から広く非難されました。
今年の米大統領選挙でバイデン民主党候補が勝利したことにより、トランプ大統領が離脱したWHO、核合意、パリ協定などの国際機関や国際協定へアメリカが復帰する可能性が議論の俎上に載せられています。
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