ロシア、「OPECプラスの合意が、エネルギー市場を価格下落から救った」
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ロシアのノバク副首相が、「2020年に石油生産削減に関するOPECプラスの合意が締結されたことで、世界のエネルギー産業は危機から救われ、石油価格が下落することを免れた」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 04, 2021 20:35 Asia/Tokyo
  • ロシアのノバク副首相
    ロシアのノバク副首相

ロシアのノバク副首相が、「2020年に石油生産削減に関するOPECプラスの合意が締結されたことで、世界のエネルギー産業は危機から救われ、石油価格が下落することを免れた」と述べました。

ノバク副首相は4日月曜、ロシアメディアとのインタビューで、「2020年は、もし減産に向けた共同措置が採られなければ、石油価格がマイナスにまで下落し、生産が混乱して全地域で減少するという危機が存在した」と述べました。

また、「合意においてOPECプラス諸国は、生産を日量約1000万バレル削減することを決定した。ロシア連邦とサウジアラビアは、この制限で一番多い削減量を担った」としました。

OPEC石油輸出国機構の加盟国と、非加盟の主要産油国で構成される「OPECプラス」のメンバー国閣僚は4日月曜、今年2月の生産量を決めるための会合を開いています。この会合で参加国はさらに、生産を段階的に日量50万バレル増加させる決定後の市場状況を調査しています。

12月のOPECプラス閣僚級会議の合意内容によれば、今年1月の石油生産は日量50万バレル増加され、各国閣僚はその後毎月、市場状況の調査と制限協定内容変更の可能性について会談を行うとされています。

OPECプラスは、毎月日量50万バレル生産を増加し、今年4月には合計で生産は日量200万バレル増加すると見られています。このような状況の中、上記の計画は、OPECプラス参加国閣僚の管理委員会による認証を受ける必要があります。

 

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