米次期大統領バイデン氏、アジア政策担当にオバマ前政権高官を起用
1月 14, 2021 20:40 Asia/Tokyo
-
オバマ前政権高官を務めたカート・キャンベル氏
バイデン次期米大統領が、オバマ前政権高官を務めたカート・キャンベル氏(63)を、NSC国家安全保障会議アジア政策担当に起用します。
ロイター通信が13日水曜、米ワシントンからバイデン氏の政権移行チームの発表として報じたところによりますと、バイデン氏は、NSCでアジア政策を担当する高官ポストに、オバマ前政権で東アジア・太平洋担当国務次官補を務めたカート・キャンベル氏(63)を起用する意向です。
政権移行チームによりますと、キャンベル氏は先の大統領選挙でバイデン陣営のアドバイザーをしており、新ポストではインド・太平洋問題の調整役を務めることになる、ということです
キャンベル氏は前月、アジアにおける米軍のプレゼンスと中国の台頭に対抗する能力が、米国のアジア政策の鍵を握るとの認識を示していました。
一方、韓国・ヨンハプ通信がソウルから伝えたところによりますと、北朝鮮問題に詳しい韓国の外交部当局者は14日木曜、記者団に対し「今月20日に発足するバイデン米新政権は北の核問題の緊急性を十分認識している」との見方を示したということです。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ