パリ協定復帰やマスク着用義務化、バイデン氏が大統領令署名
1月 21, 2021 17:25 Asia/Tokyo
ジョー・バイデン新大統領が20日、米ホワイトハウスの大統領執務室で、パリ協定復帰やマスク着用義務化などの複数の大統領令に署名しました。
フランス通信によりますと、米国のジョー・バイデン新大統領は20日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰や連邦政府の施設でのマスク着用義務化など、多数の大統領令に署名しました。
大統領令の中には、米国の世界保健機関(WHO)からの脱退撤回やイスラム教徒が多数を占める国々からの入国禁止の解除、環境保護と新型コロナウイルス対策の強化、メキシコとの国境の壁建設の中止、連邦政府における民族的少数派の多様性と平等性を拡充するための取り組みなどが含まれています。
就任直後のこうした大統領令への署名には、ドナルド・トランプ前政権からの政策転換を打ち出す狙いがあります。
バイデン氏はパリ協定への復帰について、「これまでやったことのない方法で気候変動と闘っていく」と述べました。また、米国で40万人が亡くなったコロナ危機については、流れを変えられるよう行動していくと述べました。
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