米サキ報道官、東京五輪を北京五輪と言い間違える
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米ホワイトハウスのサキ報道官
米ホワイトハウスのサキ報道官は3日の記者会見で、今夏の東京オリンピック・パラリンピックについて記者団の質問に答えた際に、東京五輪を北京五輪と言い間違えました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会などは3日、大会に参加する国際競技連盟(IF)の関係者向けの新型コロナウイルス対策のルールをまとめた「プレイブック」の初版を公表しましたが、その中には大会前のワクチン接種義務について明確に記されていませんでした。
ホワイトハウスで開かれた記者会見では、これを受けた記者団から、米当局は現在「米選手団の日本への派遣を安全だと考えているか」との質問がありました。
これに対してサキ報道官は「現在、北京五輪に関する米国の立場または計画の変更については議論していない」と述べ、記者から間違いを指摘され、謝罪しました。
サキ報道官は続けて「もちろん、われわれは共通の問題を特定し、共通のアプローチを策定するために、あらゆるレベルで同盟国やパートナーと緊密に協議しているが、現在、米国側からの計画変更についての議論は行われていない」と述べました。
先に、2022年北京冬季オリンピック・パラリンピックについて、180の人権団体のグループが、ウイグル人イスラム教徒への弾圧を含む人権侵害を理由にボイコットを呼びかけたと報じられています。
しかし米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は、北京五輪のボイコットに反対すると表明しました。
北京冬季五輪は、2022年2月4日から20日にかけて開催の予定です。
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