国連事務総長、核実験の停止を要求
4月 28, 2016 19:08 Asia/Tokyo
国連事務総長が、核兵器の保有国に対して、核実験の停止を求めました。
タスニーム通信によりますと、国連のパン事務総長は27日水曜、オーストリア・ウィーンで開催された包括的核実験禁止条約の成立20周年式典で、核兵器保有国に対して、核実験の停止とともに、核兵器廃絶に向けた協議を行うよう求めました。
パン事務総長はまた、核実験は人体や環境に被害を及ぼし、この実験で発生した放射能は、未来の世代の生活環境に影響を及ぼすことになるとしました。
さらに、北朝鮮の核実験に関して、「北朝鮮は国連安保理決議にもかかわらず核実験を行い、この決議に違反した」と述べました。
北朝鮮は1月6日、水爆実験を行ったとしました。これは2006年の第1回から数えて、4回目の核実験となります。
包括的核実験禁止条約は1996年9月10日、国連総会によって取り決めの一部として採択され、この都市の9月下旬に署名開放されました。
この条約は加盟国に対して、すべての核爆発を禁止しています。
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