スペインで、表現の自由を支持するデモが暴力に発展
(last modified Sun, 21 Feb 2021 12:18:03 GMT )
2月 21, 2021 21:18 Asia/Tokyo

スペイン各地で発生している、歌手の拘禁に抗議し、表現の自由を支持するデモは、5夜連続で暴力化し騒乱に発展しました。

ドイツの新聞フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングによりますと、20日土曜日夜にバルセロナ、マドリッド、その他のいくつかのスペインの都市で、数千人の市民が5夜連続で街頭に繰り出し、国民的歌手のパブロ・アセル氏の解放と、自国での表現の自由の向上さらなる表現の自由を要求しました。

バルセロナ警察によりますと、カタルーニャ自治州では少なくとも6000人が街頭に繰り出しており、この数日間で最大規模の抗議行動だったということです、

抗議者らはゴミ箱に放火し、路上にバリケードを設置しました。

警察隊は警棒や放水車を使用し、プラスチック弾を発射して抗議者の解散を図りました。

サンチェス・スペイン首相は、これまで沈黙していたためにスペイン右翼反対派からの抗議を引き起こしていましたが、ついに19日金曜、アセル氏に対する禁固刑判決が出されたことで沈黙を破り、「民主主義において暴力はどこにも居場所がない」と述べています。

アナリストによりますと。ラップ歌手のアセル氏は、スペインの君主制、特にサウジアラビアへの武器販売に抗議することで知られており、スペインでの表現の自由に疑問を提示してきました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ