フォーブス誌、「米空軍がF-35型戦闘機計画の失敗を認める」
3月 03, 2021 16:45 Asia/Tokyo
米経済誌フォーブスが、「米空軍は、F-16型戦闘機の代替としてのF-35開発計画に失敗したことを認めた」と報じました。
フォーブス誌は、「F-35型戦闘機の設計は、競争の激化によって非常に複雑になり、この問題が普及の鈍化、費用の増加、プロジェクトへの信用度低下へと繫がった」と伝えています。
また、「空軍司令官らは、テスト結果が良好であったF-16型戦闘機を、すべてF-35型に入れ替えることは不可能であることを受け入れるべきだ」と強調しています。
米国防総省はこれ以前に、「F-35型戦闘機のソフトウェアの問題や欠点の解決に向けて、国内のいくつかの先端大学に協力を要請している」と発表しています。
F-35型戦闘機は、飛行するコンピューターとして800万以上のコード線を有しており、そのソフトの欠陥によって、3980億ドルをかけたこのプロジェクトは壁に突き当たっています。
国防総省は年次報告において、F-35型戦闘機について「米国は、F-35エンジン計画において664億ドルを支出すると推計される」と説明していました。
ロシアや中国の戦闘機や防空システムに対する、F-35型戦闘機とそのAI戦闘システムの動作評価テストは、これまでに数度にわたり延期されています。
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