米議員、「メーガン妃の激白により英王室のあり方に疑問符」
アメリカ・ニューヨーク州選出のモンデア・ジョーンズ下院議員が、「メーガン妃は先日のインタビューで、イギリス王室の内部事情を激白して、そのあり方に疑問を提示した」と語りました。
ジョーンズ議員は、メーガン妃のインタビューが公開された後、自身のツイッターで「メーガン妃は、一王家に完全に疑問符をつけた」と述べています。
イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃は今月7日、アメリカの著名司会者のオプラ・ウィンフリー氏とのインタビューで、「イギリス王室は、肌の色が黒いことを理由に息子アーチーに王子の称号を与えてくれない」と語りました。
メーガン妃とヘンリー王子はこのインタビューで、チャールズ皇太子を含むイギリス王室のメンバーを批判しましたが、エリザベス女王については直接批判しませんでした。
メーガン妃はまた、「2019年5月に息子アーチーが生まれる前に、王室で赤ちゃんの肌がどれほど黒くなる可能性があるかが議論となり、王室は子供の性別に関係なく、王子や王女の称号を生まれる子どもに与える意向がなかった」と述べています。
なお、イギリス王室はこのインタビューに関してまだコメントしていません。
メーガン妃とヘンリー王子は昨年、全ての公務から引退してイギリス王室を離れ、息子をともないアメリカに移住しています。
正式な統計によりますと、英ロンドンの路上で警察に職務質問されたり、身体検査や侮辱的な扱いを受ける黒人や少数派宗教の信者の数は、白人よりも数倍も多いとされています。
イギリス政府の科学諮問委員会は最近、国内の非白人に対する医師の人種差別と不道徳な行動も、医療スタッフに対するそれらの人々の不信につながっていると発表しました。
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