米大統領選共和党、クルーズ氏の撤退によりトランプ氏の指名が確実に

アメリカ大統領選挙に向けた共和党の候補者選びで、クルーズ上院議員の撤退表明により、トランプ氏の指名が確実となりました。

フランス通信によりますと、クルーズ上院議員は３日火曜、共和党の党員集会で撤退を表明し、これを受けて対抗馬のトランプ氏が共和党の最終候補者となるための道が開けたことになります。

トランプ氏は３日、インディアナ州でクルーズ上院議員に対する決定的な勝利を収めました。

一方、民主党ではインディアナ州でクリントン氏がサンダース氏に敗北しましたが、それでもクリントン氏は合計の獲得票数で、まだサンダース氏を大きく上回っています。

ＮＢＳニュースによる世論調査の結果、共和党の有権者の５６％がトランプ氏の最終指名を支持しています。

一方で、民主･共和両党で見た場合、有権者の６７％は、トランプ氏には大統領にはふさわしくないと考えていることが明らかになっています。

２０１６年アメリカ大統領選挙は、今年の１１月に実施されます。