ベラルーシが、EEUユーラシア経済連合の取引からの米ドル削除を要請
May 22, 2021 20:47 Asia/Tokyo
ベラルーシのルカシェンコ大統領が、EEUユーラシア経済連合の取引からの米ドル削除を要請しました。
イルナー通信によりますと、ルカシェンコ大統領は21日金曜、自身が議長を務めたEEUのオンライン首脳会議において、「当連合参加国の取引、特に石油・天然ガス分野での取引から、米ドルを排除すべきである」と述べました。
ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、キルギス、アルメニアの5か国が参加するEEUは、自由な通商を軸として2015年に発足し、経済政策立案、マクロ経済、マンパワーの国境を越えた移動といった分野で他の国々と通商協定を結んでいます。
2019年末にはイランとの間にも協定が結ばれており、その中では、860の品目が関税なしに相互に取引できると定められています。
この数か月の統計によればEEUへのイランの輸出、およびそれらの国々からの輸入は、63%の増加を見せています。
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