米テネシー州の刑務官らにより市民1人が殺害、ジョージ・フロイド氏の事件と類似
May 23, 2021 20:13 Asia/Tokyo
アメリカ・テネシー州の刑務官らが、1人の白人市民を昨年のジョージ・フロイドさん殺害事件に類似した形で殺害しました。
2020年5月6日、テネシー州のとある刑務所に設置された監視カメラの映像には、3人の刑務官が白人男性ウィリアム・ジェネットさんを、白人警官により窒息死させられた黒人男性ジョージ・フロイド氏に似せた形で殺害、助けを求める声を無視する様子が映っています。
ジェネットさんはセメントを運ぶトラック運転手で、暴力以外の容疑でテネシー州警察に逮捕され、裁判所による公判待ちでした。同日、この被害者の娘はこの3人の刑務官に対して訴えを起こしていました。
警察官などによる暴力を記録するサイト「Mapping Police Violence」によりますと、毎年1100人のアメリカ市民が警察の暴力によって殺害されているということです。これらの人々はジョージ・フロイド氏同様、警察により殺害される際、無抵抗かつ丸腰でした。
黒人のジョージ・フロイドさんは2020年5月25日、ミネソタ州・ミネアポリス市の白人警察官により9分29秒にわたって膝で首を押さえつけられ、殺害されました。
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