仏地方選で、マクロン氏とルペン氏の政党がともに敗北
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フランスで地方選の1回目の投開票が行われ、マクロン大統領率いる与党の「共和国前進」と、ルペン氏率いる極右の「国民連合」はいずれも大敗しました。投票率は過去最低の水準だった。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 23, 2021 19:10 Asia/Tokyo

フランスで地方選の1回目の投開票が行われ、マクロン大統領率いる与党の「共和国前進」と、ルペン氏率いる極右の「国民連合」はいずれも大敗しました。投票率は過去最低の水準だった。

米CNNによりますと、 投票率が過去最低の水準となったこの選挙の出口調査によれば、共和国前進の得票率は10.9%、国民連合の得票率は19.1%と予想よりも落ち込みました。右派「共和党」は得票率29.3%と健闘しました。

有権者の約68%が投票せず、「第5共和制」となってからは最も高い棄権率となりました。

地方選の2回目の投票は27日に予定されています。

来年行われる大統領選を前に地方選には注目が集まっています。しかし、今回は投票が低かったことから、現時点で大統領選の結論を下すのは難しそうです。

ロイター通信が伝えたところによれば、ダルマナン内相は21日、今回の選挙結果について、「失敗」と形容したが、来年の大統領選について結果を予測するのは時期尚早とも付け加えました。

ダルマナン内相は過去最低の投票率について、「我々全員の敗北だ」と指摘し、投票を棄権したのはメッセージであり、フランスの人々が政治家に対して、「信用していない」と告げていると述べました。

 

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