米独立記念日に反差別団体が星条旗を焼却
7月 06, 2021 17:41 Asia/Tokyo
SNS上に公開された動画から、4日月曜に当たるアメリカ独立記念日に、アメリカ国旗・星条旗が焼却されていた様子が明らかになりました。
イランの若手記者クラブによりますと、ツイッターのユーザーは、「人種差別や性差別などに反対する団体・アンティファが4日火曜、アメリカ独立記念日に米ポートランドで星条旗を焼却した」と取りざたしました。
アンティファは「アンティファシスト・反ファシスト」の略称で、グループや個人で活動するアメリカの緩やかなネットワークとみなされています。
この組織の中心的な思想は、人種差別や資本主義への反対、極左主義に集約されます。
資本主義体制の支持者であり、また人種差別主義者から幅広く支持されていた前米国大統領ドナルド・トランプ氏は、アンティファをテロ運動と呼んでいました。
ニュースサイト・アクシオスと調査会社イプソスが共同で行った最新の世論調査によりますと、アメリカ人の約5分の3は、米国で黒人と白人の平等を達成するには抜本的な変革が必要であると考えています。
もっとも、バイデン現政権は組織的人種差別との戦いを内政の主なスローガンとしていながら、これまでのところ、これに関して注目に値する措置を講じていません。
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