クルーズ氏が米大統領選に復帰する可能性が浮上
May 11, 2016 18:28 Asia/Tokyo
アメリカ大統領選挙で共和党の候補者指名争いに参加し、一度は撤退を表明していたテッド・クルーズ上院議員が、共和党内での状況が自分にとって有利であれば、同党内での候補者指名争いに復帰することを明らかにしました。
AP通信によりますと、テキサス州選出のクルーズ議員は一度、共和党内の候補指名争いからの撤退を表明していましたが10日火曜、復帰する意向を明らかにしています。
クルーズ議員は先週、インディアナ州での党員集会の結果が発表されたあと、候補指名争いからの撤退を表明していました。
クルーズ議員の撤退表明後、共和党では現職のケーシック・アイオワ州知事も撤退していました。
現在、共和党では不動産王と評されるトランプ氏のみが残っていますが、クルーズ議員は状況しだいでは選挙戦に復帰する可能性があると語っています。
クルーズ氏は、ネブラスカ州での今後の予備選について触れ、「状況が変化すれば、候補者指名争いに復帰する」と述べました。
クルーズ上院議員が復帰を宣言したにもかかわらず、共和党では依然としてトランプ氏が首位に立っています。