米国の昨年の薬物過剰摂取による死亡者数が過去最高に コロナ禍も要因か
https://parstoday.ir/ja/news/world-i81148-米国の昨年の薬物過剰摂取による死亡者数が過去最高に_コロナ禍も要因か
米CDC疾病対策センターの国立衛生統計センターが、薬物の過剰摂取による国内の死亡者が昨年、過去最高となる9万3000人以上に達したとの暫定的なデータを発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 18, 2021 19:40 Asia/Tokyo
  • 米CDC疾病対策センターの国立衛生統計センター
    米CDC疾病対策センターの国立衛生統計センター

米CDC疾病対策センターの国立衛生統計センターが、薬物の過剰摂取による国内の死亡者が昨年、過去最高となる9万3000人以上に達したとの暫定的なデータを発表しました。

CNNが、同センターの18日日曜の発表として報じたところによりますと、アメリカ国内での薬物の利用過多は1999年以降、増加基調にあり、2019年の犠牲者数は7万630人で、昨年は約30%増を示しました。

CDCはまた声明で、合成のオピオイド(医療用の麻薬性鎮痛薬など)やメタンフェタミンなどの精神的な興奮剤の過剰摂取による死亡も19年比で増えたことを指摘するとともに、コカイン、天然や半合成のオピオイドが原因の死亡も同様に拡大したことを明らかにしています。

近年は、オピオイドの不適切な使用がこれら薬物の過剰摂取による国内での死亡の大半を占めており、オピオイドによる死亡は19年の5万963人が昨年は6万9170人に大幅に増えています。

米ジョンズ・ホプキンス大のブルームバーグ公衆衛生大学院のジョシュア・シャーフスタイン博士は、「新型コロナウイルスのまん延で昨年は苦難の年だったが、これに過度の薬物利用による記録的な米国人の死亡が重なることになる」として強い懸念を示しました。

また、この増加の背景に新型コロナ禍がまねいた苦境があるとし、「精神的な苦痛や辛い体験、経済的な窮境、社会的な孤立感に襲われ、それまで薬物に縁遠かった人物が手を出すなどしたかもしれない」との推察も示しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio