アメリカ上院が、イラン産重水の輸入禁止案に反対
May 12, 2016 19:05 Asia/Tokyo
アメリカ上院議会で、イラン産の重水の輸入禁止法案が、4回目の今回も否決されました。
ファールス通信によりますと、アーカンソー州選出のトム・カートン共和党上院議員による、イラン産重水の輸入禁止に関する法案は11日水曜、上院議会で否決されたということです。
アメリカ上院議会は、この法案を反対57票、賛成42票で否決しました。
アメリカの上院議員は先週も、カートン議員によるこの法案に反対しています。
カートン議員がこの法案を提出したのは、アメリカ政府関係者がイランとの核合意の実施を保証する中で、イランから32トンの重水を購入する意向を発表した後のことです。
イランと6カ国の核合意により、イランは今後数年かにわたり、自国の重水の備蓄量を130トン以下に抑え、その後もこの量が90トンを越えない水準に維持することを約束しています。
タグ