新たな予測;前代未聞の熱波が襲来しつつある
7月 28, 2021 02:54 Asia/Tokyo
研究者らが新たな研究において、最近北米と西アメリカで起こったものよりもさらに強い熱波が襲来するだろう、との予測を示しました。
イギリスの新聞ガーディアンによりますと、新たな研究は、人間の生命に対する気候変動のリスクが急速に高まっていることを警告しています。
この調査によると、特に北米、ヨーロッパ、中国で最も人口密度の高い地域は、前例のない致命的な熱波が襲来する可能性のある地域とされています。
科学者らは、この前例のない熱波に備えることが重要であり、その理由としてそれが数千人の死につながる可能性があることを指摘しています。
この研究調査は、過去の最高記録を5℃超える熱波が、二酸化炭素の放出量を削減しない限り、今後30年間で2〜7倍、2051年と2080年に3〜21倍発生する可能性が高くなことを示しています。
国際的な総合科学ジャーナルに掲載された新しい研究によりますと、多数の人々の死につながりうる前例のない熱波はこれまでは稀だったものの、今後30年間で増発する可能性があるということです。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj