世界の人々の４０％が、医療費の支払い能力なし

10月 17, 2021 14:50 Asia/Tokyo

国連のグテーレス事務総長が、「世界の人々の４０％は、医療費や食費の支払い能力がない状態にある」と語りました。

IRIB通信によりますと、グテーレス事務総長は10月16日の世界食料デーにちなんでの演説において、「世界の総人口の４０％を占めるおよそ30億人の人々が、食費や医療費の支払い能力を有していない｣と述べています。

また、「これに関する状況は、新型コロナウイルスの感染拡大やそれによる経済面への影響により、さらに深刻化、重大化している」としました。

そして、「世界でおよそ1億4000万人が食料不足に苦しんでいる｣と語っています。

毎年10月16日は、世界の食料問題を考える日として、1945年10月16日にFAO国連食糧農業機関の創設を記念し、国連により世界食料デーに制定されています。

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