携帯やタブレットの使用が子どもに与える悪影響
10月 25, 2021 19:21 Asia/Tokyo
デンマークの学者らが行った研究によると、携帯電話やタブレット、パソコンの使用は子どもや若者の睡眠に悪影響を与えるということです。
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、デンマークの学者らが行った研究から、子どもや若者の寝不足や浅い眠り、夜中に目が覚めるなどの原因は、多くが携帯電話やタブレットの使用と関係があることが分かりました。
子どもや若者の心身の健康に関して10年かけて行われたデンマークの国立公衆衛生機関のこの研究では、彼らの寝不足や浅い眠りについて警告されています。
携帯電話やタブレット、パソコンなどを特に睡眠の数時間前に操作することは、15歳以下の子どもにはより大きな影響をもたらすということです。
同機関の学者らは、電子機器のモニターが発するブルーライトが睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を乱す原因になるという学説をこの研究の結果が証明したとしています。
報告では、このことからこれらの機器を計画的に利用したり寝室内に持ち込まないように強調されています。
このような対策は、子どもの保護者にとっての大きな問題といえます’。なぜなら彼らは、子どもの成長にとって適正といえる機器の利用頻度と、学習上の情報のために求められる利用の必要性、さらに子供の思考発達と交流関係の間で、バランスを取っていかなくてはならないからです。
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