英が3例目のオミクロン株感染者確認を受け、G7緊急保健相会合を開催
(last modified Mon, 29 Nov 2021 09:34:32 GMT )
11月 29, 2021 18:34 Asia/Tokyo
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先進7カ国・G7の今期議長国を務めるイギリス政府は、同国内で3例目となる、コロナ新変異種・オミクロン株の感染者が確認されたことを受け、「オミクロン株をめぐる状況を話し合うためG7緊急保健相会合を本日開催する」としました

ロシアのスプートニク通信が伝えたところによりますと、イギリス保健・社会保障省は29日月曜、「コロナの新たな変異種・オミクロン株への対応について話し合うG7保健相会合を本日開催する」と発表しました。

イギリスのジョンソン首相は27日土曜、「イギリスへの入国者は、PCR検査を受け結果が陰性となるまで、自主隔離を義務付けられる」としました。

また、同国の公共交通機関や店舗などでのマスク着用義務の復活を強調し、「今回出現したコロナ変異株の拡大スピードを抑えるべきだ。我々は、オミクロン株に対する既存の各ワクチンの効果のほどはまだ正確に把握していない」と語っています。

英健康安全保障庁(UKHSA)のジェニー・ハリス長官も、大方の予想では、今後数日以内にさらに多くのオミクロン株感染者が確認されるだろう、としました。

こうした中、WHO世界保健機関は、「最近南アフリカで発見されたオミクロン株は、デルタ株より危険であると判断するに足る十分な情報・証拠が存在しない」と発表しました。

オミクロン株の出現を受け、英政府はアンゴラ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、モザンビーク、マラウィ、ナミビア、南アフリカ、ザンビア、ジンバブエなどアフリカ10ヶ国への渡航を禁止しています。

 

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