最新研究、「自然は人類の干渉なければより早く再生」
(last modified Sun, 12 Dec 2021 10:56:24 GMT )
12月 12, 2021 19:56 Asia/Tokyo
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最新研究の結果により、自然は人類の干渉がなければより良く再生できることが分かりました。

英ガーディアン紙は記事の中で、「ある国際研究グループが、熱帯雨林はもし人類の干渉がなければ、20年間で完全に再生する能力を有しているという結論にたどりついた。それらの熱帯雨林にある古代からの植物や生物が木々の新たな世代の成長を助けるメカニズムの原因は多元的である。それは自然プロセスのひとつと解釈され、彼らはこれを”第2の選択肢”と呼んでいる」としました。

国際的科学誌「サイエンス」に発表されたこの研究で得られた新しいデータは、気候状況の悪化を抑制するために重要な役割を果たし、次に踏み出す一歩で取る措置への行動的アプローチを提示できる可能性があります。

この研究はまた、この数十年の気候変動への人類の関与によって引き起こされた損失を減らす機会がまだ残っていることも示しています。

この研究の主要執筆者でもあり、オランダのヴァーヘニンゲン大学でエコロジーの教鞭をとるローレン・ポーター氏は、「これは朗報である。なぜなら、この出来事は20年の間に起こり、自分はもとより次の世代、さらには政治家らにとっても想像がつくものだからだ」と述べました。

熱帯雨林の再生方法に関する研究には、世界各国で90人を越える研究者が携わっています。

 

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