米空軍、極超音速ミサイル実験にまたも失敗
(last modified Sun, 19 Dec 2021 06:50:04 GMT )
12月 19, 2021 15:50 Asia/Tokyo
  • 極超音速ミサイル実験
    極超音速ミサイル実験

米空軍は、Bー52爆撃機からの極超音速ミサイル発射実験にまたも失敗したことを認めました。

ニュースサイト「ドライブ」によりますと、米空軍は3回目となる極超音速ミサイルの発射実験に失敗しました。

この報道によると、今回の実験失敗で空軍やその他の米軍各部署で、最新鋭の極超音速兵器の実験で進展が見られないことに深い失望が広がっているということです。

米空軍は、今月15日に実施した極超音速ミサイル実験が失敗に終わったことを認めました。失敗した原因についてはまだ分かっていないということです。

この実験を指揮したヒース・コリンズ准将は、「今回の発射は原因不明の問題により停止し、ミサイルは格納庫へ戻され、遠隔操作による分解・分析や爆撃機内部のデータ解析が早急に開始される」と述べました。今年4月にも、極超音速ミサイル「AGMー183」の2回目の実験が失敗しています。

こうした中、ロシア国防省は今年7月、極超音速巡航ミサイル「ジルコン」の発射実験成功を発表しました。このミサイルは、アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート艦から北極海のロシア領にあたるバレンツ海上で発射され、350キロ離れた地上目標に命中しました。

 

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