欧米諸国が、あらゆる形での対ウクライナ侵略に関してロシアに警告
12月 23, 2021 17:53 Asia/Tokyo
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ブリンケン米国務長官とボレルEU外務・安全保障政策上級代表
ブリンケン米国務長官および、ボレルEU外務・安全保障政策上級代表が、想定されるあらゆる形での対ウクライナ侵略に関して、ロシアに警告しました。
イルナー通信によりますと、アメリカ国務省は現地時間の22日水曜、「ブリンケン国務長官とEU上級代表は会談において、ウクライナの領土保全や国家主権への支持に向けた連携措置を取っていくことを強調した」と発表しています。
ブリンケン長官とボレル上級代表はまた、どのような形であれロシアがウクライナに軍事侵攻した場合には重大な結果と影響を伴う、と強調しました。
また、別の報道によりますと、ウクライナはロシアとの緊張を抱えている状況のさなかに、ロシアとの国境付近で軍事演習を実施しています。
ウクライナは現在、NATO北大西洋条約機構への加盟に向けて努力しており、同国がアメリカから対戦車ミサイル「ジャベリン」などの供与を受けたことを、ロシアは強く批判しています。
アメリカは、「ウクライナ国境地帯へのロシア軍の駐留は、アメリカにとっての脅威と見なされる」と主張し、ロシアへの圧力を強める新たな口実を探そうとしています。
ロシアはこれまでに何度も、ウクライナとの国境地帯での自らの行動を、通常の軍事行動だと表明しています。
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