世界の指導者がクリスマスにちなみメッセージ、対話や連帯を呼びかけ
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クリスマス
世界各地で新型コロナウイルスの感染が続く中、世界の指導者らがクリスマスに因んで、世界で対話のや連帯を呼びかけました。
NHKが26日日曜、報じたところによりますと、世界各地で相変わらずコロナが猛威を振るう中、クリスマスに因んで、ローマ教皇や国連の事務総長など世界の指導者らが、分断が懸念される世界で対話を続ける重要性などを呼びかけています。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は25日土曜、バチカンのサンピエトロ広場で信者を前にクリスマスのメッセージを読み上げ、「今、かつてないほど、社会の絆の在り方が問われています。他者と向き合い、共に行動する努力をせず、すべて自分一人でやり遂げようとする傾向が強まっているのです」と指摘しました。
そして「国際的なレベルでも、複雑な危機を前に対話の努力を怠り、安易な道を選んでしまうおそれがあります。対話だけが争いを解決し、すべての人に永続的な利益をもたらすことができるのです」と述べ、対話の重要性を訴えています。
また同日、イギリスのエリザベス女王が恒例のクリスマスのメッセージの中で、「望むようなクリスマスを祝うことができないかもしれませんが、さまざまな伝統を楽しむことはできます」と述べ、コロナ禍の厳しい状況の下でも、家族で過ごすクリスマスの習慣を大切にするよう呼びかけました。
さらに、先進国と途上国の間の「ワクチン格差」などの是正を呼びかけてきた国連のグテーレス事務総長は自身のツイッターに「クリスマスは他者を思いやり、対話し、連帯を深めるまたとない機会です」と投稿し、国際社会の協力を改めて強調しています。
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