コロナ・オミクロン株、肺への影響は軽微
1月 01, 2022 22:00 Asia/Tokyo
研究調査の結果、新型コロナウイルス・オミクロン株は他の変異株と比べて、肺への影響は少ないことがわかりました。
米紙ニューヨーク・タイムズのウェブサイトによりますと、研究用の動物や人体への研究の結果、オミクロン株感染による症状が軽い理由が明らかになりました。
マウスやハムスターに対して行われた研究では、オミクロン株は他の変異株に比べて、鼻や喉、気管などの上気道に軽い症状をもたらすことがわかりました。
この報告によれば、オミクロン株は肺に対しても少ない影響を与えることがわかりました。これまでの変異株は肺に深刻な影響を与え、呼吸困難などを引き起こしていました。
昨年11月にオミクロン株が南アフリカで初めて発見されてから、この変異株が他の株とどのような違いがあるのか学者らが推測してきました。その時わかっていたのは、オミクロン株が50以上の変異をする恐れがあるということでした。
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