ビートルズゆかりの品々がデジタル化され競売に
(last modified Sun, 30 Jan 2022 05:55:08 GMT )
1月 30, 2022 14:55 Asia/Tokyo

元ビートルズのメンバーだった故ジョン・レノン氏の長男ジュリアン・レノンさんが、父やビートルズにゆかりのある品々をデジタル資産であるNFT(非代替性トークン)形式で競売にかけることがわかりました。

ロイター通信によりますと、出品される品には、ジュリアンさんが父から贈られたギターや、ポール・マッカートニー氏の手書きが入った代表曲「ヘイ・ジュード」のメモ、ジョン・レノン氏が映画で着用したコートなどが含まれているということです。

このうち、「ヘイ・ジュード」の手書きメモのNFTは、予想落札価格が7万ドル(約800万円)以上とされています。このNFTには、紙面に次々と文字が書かれていくアニメーションに、ジュリアンさんの音声解説が添えられているということです。

ジュリアンさんはAFP通信の取材に「私が買い手だったら、画像を見るだけでは物足りない」「もう少し個性のようなものを追加したかった。私にとってそれは、メモの裏話を少し書き下ろして語ることだった」と語っています。

ジュリアンさんはあくまでコレクションの現物を手放す意向はないようで、「コレクションを集めるのに30年かかったし、これらは非常に個人的な品々だ」「それに、私は父ゆかりの品を多くは持っていない。だから大切にしているんだ」と語っています。

 


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