ウィーン協議最新情勢
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ウィーン協議加盟国の国旗
EU・欧州連合およびアメリカが、圧政的な対イラン制裁の解除を目指して進行中のオーストリア・ウィーン協議での合意成立の可能性に、楽観的な見方を示しました。
対イラン制裁解除を目指すウィーン協議の第8ラウンドは、先月8日に再開されていましたが、11日金曜に再度小休止に入りました。
イルナー通信によりますと、EUの外務省に当たるEEAS欧州対外活動庁のピーター・スターノ(Peter Stano)報道官は18日金曜、EU本部のあるベルギー・ブリュッセルで記者会見し、「EUはウィーンでの核合意復活交渉で成果をあげる可能性を楽観視しており、この協議がプラスの結果に到達するための努力を継続している」と述べています。
また、アメリカ国務省のある報道官も、同国として核合意復帰の寸前にあり、数々の問題はあるものの今後数日以内のイランとの核関連合意成立は射程圏内にある、としました。
西側諸国の政府関係者の間で、近々の対イラン合意成立の可能性がささやかれるなかで、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相はこれまでどおり、ウィーン協議でイランの譲れない一線や立場の遵守を強調しています。
同外相はトラス英外相との最近の電話会談において、「我々の譲れない一線が全て遵守されれば、最終合意を結ぶ用意がある」とし、「恒久的で良好な合意を確実なものにできるのは、アメリカが現実的な行動をとり、新たに不当な要求を提起しないことだ」と語りました。
ハーンドゥーズィー・イラン経済・財政大臣は、英紙フィナンシャルタイムズに18日金曜に掲載されたある記事において、ウィーンで現在進行中の協議がイラン経済、特に銀行・外貨分野でプラスの効果に結びつく潜在的な可能性はあるものの、イランとしてはあらゆるシナリオへの備えがある、と述べています。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、核合意に違反したのがアメリカ側であることから、アメリカが制裁解除と責務の完全履行により核合意に復帰すべきであり、さらにアメリカの義務履行状況は検証確認される必要がある、と表明しています。

