国連事務総長が、ウクライナでの戦争終結を要請

グテーレス国連事務総長が、既に多くの人的被害を引き起こしているウクライナでの根拠のない戦争の終結を求めました。

イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は国連本部のある米ニューヨークの現地時間22日火曜、記者団を前に、「ウクライナ戦争は、勝者のない戦争である」とし、全ての交戦勢力に対し真剣な対話を求めました。

また、「私が様々な勢力や立役者とやりとりした中で、様々な問題における外交面での進展要素が見られる」とし、「敵対の停止と本格的な協議に向けた必要な下地が存在する｣と語りました。

ロシアのプーチン大統領は先月２４日未明、ウクライナ東部ドンバス地域当局者らからの同意書に基づいたロシア軍派兵要請を受けて、同地域への進軍開始を国営テレビでの演説で明らかにしました。

プーチン大統領はロシアの軍事作戦の目的として、ウクライナの非軍事化およびナチ派排斥を挙げています。

ロシア政府はこれまでに何度も、ウクライナを占領する計画は全くない、と強調しています。

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