フランスのメトロと原発でストライキ

サッカーのユーロ2016の開幕まで1週間となる中、パリのメトロと近郊の鉄道の従業員が労働法改革に反対するストライキに加わりました。

イスナー通信によりますと、フランス労働総同盟はフランスの19の原発のうち16の原発で、2日木曜、ストライキを行うことに同意しました。

フランスの主要な電力供給源である原子力発電所は、安全性を理由にストライキ中も、最低限の生産は維持しなければなりませんが、一部の生産の停止が予想されています。

こうした中、フランスの高速鉄道TGVと在来線は、2日、ストライキの2日目に入りました。

パリの在来線の一部従業員がこのストライキに加わっていますが、影響は限定的なものとなっています。

フランスの労働組合は、政府が鉄道従業員の要請に注目せず、労働法改革を主張していることから、抗議を継続すると警告しています。