May 07, 2022 18:52 Asia/Tokyo

イギリスで実施された統一地方選の結果、国政与党の保守党に対し野党の労働党が優勢となりました。

イルナー通信によりますと、5日木曜に行われたイギリスの地方議会選挙では、全4411議席のうち労働党が1162議席を獲得して、改選前から議席を87増やしました。

また、同国与党の保守党は131議席を失い、515議席を獲得しました。一方、自由民主党は42議席増やし、合計242議席を獲得しました。

今回の選挙で保守党が大きく敗北したことにより、野党各党にとって、ジョンソン現首相が率いる保守党を総選挙で敗北させて政権を握る期待が、これまでになく高まっています。

EU離脱による経済的負担、新型コロナウイルスのパンデミック、ウクライナ戦争の余波などは、保守党が起こしたスキャンダルとあいまって、早期の総選挙実施と保守党敗北の可能性も見えてきました。

専門家の見解では、ジョンソン首相はスキャンダルを起こした首相として法的な危機に直面しており、イギリス世論における辞任要求の割合も増加しています。

 


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