西アフリカ・マリ市民が集団墓地に関してフランスに説明を要求
(last modified Sun, 15 May 2022 09:55:30 GMT )
May 15, 2022 18:55 Asia/Tokyo
  • 西アフリカ・マリ市民
    西アフリカ・マリ市民

西アフリカ・マリの市民らが、同国内のフランス軍基地で発見された集団墓地に関して、フランス当局に対し説明を求めました。

ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムによりますと、マリでは多数の市民が抗議デモを開催し、同国北部の都市ゴシにあるフランス軍基地の1つから集団墓地が発見されたことについて、フランス当局に対し説明を求めたということです。

デモ参加者らは「ゴシの略奪者・マクロン大統領」などと書かれたプラカードを掲げました。

マリ軍は、フランス軍がこの基地から撤退した後、この基地内に埋葬されていたマリ市民の集団墓地を発見しています。

一方、フランス側はこの問題に関する一切の責任を否定するとともに、このようなフェイクニュースをでっち上げたとしてロシアを非難しました。

こうした中、ポリャンスキー・ロシア国連次席大使は、「このような出来事は、ウクライナや西側諸国がウクライナ・ブチャ市で行ったことのシュミレーションだ」と語っています。

ウクライナ・ロシア間の紛争でウクライナ側を支援する西側諸国は、ブチャ市でロシア軍によりウクライナ民間人が殺害されたと主張しています。

一方、ロシア側も航空衛星写真を証拠として提示し、西側のこの主張をでっちあげだとして否定するとともに、「これは西側からさらなる兵器支援を受けるための、ウクライナ側の自作自演である」と主張しています。

 


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