9月 27, 2016 16:45 Asia/Tokyo

今週の金曜広場もお楽しみください。

●リスナーより

今年は天候が悪く、一昨日の「中秋の名月」を見ることはできませんでした。大きな台風が沖縄の島々を襲い、進路がとても心配な週末となります。

 

●ラジオより

福本:

今年は9月15日が中秋の名月だったんですね。残念ながら、Oさんはお月見が叶わなかったとのことですが、テヘランは15日の夜は雲もなくお月見日和でした。上野さん、この日のお月さま、ご覧になりましたか?

上野:

残念ながら見逃しました。福本アナはご覧になりましたか?

福本:

いえ、こちらではそうした風習がないのでうっかりしているうちに過ぎてしまいました。せっかくテヘランの空は毎日晴れ渡っているのに勿体ないことをしてしまいました。

上野:

イランなど中東では、どちらかというと満月より新月が重視されていますよね。満月を眺めるというのは東アジア的なものなのかなと思います。

福本:

Oさんは、台風のことについても書いていらっしゃいますが、最近日本の姉からもらったメールには「日本は今年台風銀座で、各地で災害に見舞われています」とありました。例年になく、東北や北海道でも台風による被害が出たようですね。上野さんのご実家は北海道ですが、大丈夫でしたか?

上野:

私の実家は札幌の町中にあり、被害はなかったようです。北海道といっても広いですからね。ただ北海道に台風が来ることはほとんどありませんので、少し心配はしました。

福本: 

皆様お住まいの地域は大事なかったでしょうか。被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。     

 

●リスナーより

イラン人の名前は親が付けるのでしょうか。となると日本と同じということになりますね。日本人は、名前を見るだけで「年配の方なのかな」と思わせたり、最近では女の子の名前に「子」をつけないなど流行がありますが、イラン人の名前にもそういった流行はあるのでしょうか。

 

●ラジオより

福本:

さて、どうでしょう。イラン人の名前にも流行ってあると思いますか?

上野:

あるのではないでしょうか?ただ日本では漢字を組み合わせたりして、新しい名前を作ることができますが、イラン人の名前は既存のもの、決まったものが多いですよね。

福本:  

おっしゃる通りですね。まず、イランはイスラム国ですから、男性でしたら「ムハンマド」を筆頭にシーア派のイマームや偉人たちの名前が多いように思います。女性では、預言者の娘であり、初代イマームアリーの妻、偉大な女性の象徴とされる「ファーテメ」、そして「ザフラー」でしょうか。これらの名前は流行とは関係なく、根強い人気がありますね。そして、上野さんがおっしゃったように、イラン人の名前にもそれなりに流行があるようなんです。例えば男の子は「アミールアリー」、「アミールホセイン」というように「アミール 何々」という名前にここしばらくは人気があるようです。

上野:

「アミール」というのは「首長や王様」という意味ですよね。

福本:

そう、立派な名前です。一時期、ご近所の公園で遊ぶ親子を見ていると、「アミールホセイン君」が多かったですね。というわけで、サイト担当のフーシュファルスタッフに「最近のイラン人の名前トップ10を調べてもらいました。昨年の結果なのですが、トップ8ぐらいまでご紹介しましょうか。上野さん、まず男の子の名前からお願いします。

上野:

はい。1位アミールアリー、2位アボルファズル、3位アミールホセイン、4位アリー、5位アミールモハンマド、6位モハンマド、7位マハディー、8位ホセイン、という結果でした。

福本: 

そして、女の子の名前は、1位ファーテメ、2位ザフラー、3位セターイェシュ、4位ハスティー、5位ゼイナブ、6位ナーザニーンザフラー、7位レイハーネ、8位マルヤム、以上です。それにしても、このところの日本の、特に女の子の名前って自由度が高くなっている気がしませんか。キラキラネームと言うのでしたっけ?振り仮名を振ってもらわないと読めないお名前が多くなっているような気もしますが。

上野: 

私は自分の名前に「子」がつくのがどうも古臭くて嫌でした。逆に「子」のつかない友人は、「○○子」という名前に憧れていた、と言っていました。

福本: 

いずれにしても、日本もイランも、名前には親の切なる願いが込められている、というところは変わりませんよね。自分の名前、大切にしたいものです。 

 

●リスナーより

ラジオ日誌で、ガラガーニ課長がIRIBのインターネットサイトのParstoday に新たな動画が加わったことについて書かれていましたが、早速動画を拝見させていただきました。グーリーゴル国際湿地をはじめとして、イランの観光地の様子がきれいに映し出されていて素晴らしい出来栄えですね。

 

●リスナーより

ペルシャ語を勉強したいけど敷居が高そうですね。英語もままならないのにペルシャ語を覚えるのは、やっぱり無理か。せめて数字だけでも覚えようかな。

 

●ラジオより

福本:

このお便り、毎週水曜放送の番組「イランの大学」でペルシャ語教育国際センターであるロガトナーメ デホダーが紹介された時の感想なんですね。ちなみに、この教育施設は、私もイランを初めて訪れた年に、夏の3か月間だけ初心者クラスでお世話になったことがあります。いかがですか。翻訳スタッフの上野さんからKさんに何かアドバイスを差し上げるとしたら?

上野:

ペルシャ語を覚えるのが無理ということはないと思います。文字が特殊なので、とっつきにくい印象がありますが、慣れてしまえばそんなこともないかと。まずは数字からでも覚えてみてはいかがでしょうか。

福本: 

数字で思い出しましたが、私はペルシャ語の数字を車のナンバープレートを読むことで覚えたような気がします。こちらのナンバープレートはペルシャ語の表記になっているので良い練習になりました。と、いまだにペルシャ語に四苦八苦している私が申し上げても説得力はないのですが。

 

さて、夏時間が終了してイラン暦の秋の最初の月・メフル月がスタートしてから10日ほどになりますが、相変わらず穏やかなお天気が続いていますよね。私がイランに来て間もない頃のテヘランは・・・四捨五入すると20年前のことになってしまいますが、その頃はメフル月の到来と共に一気に気温が下がって、曇りや雨勝ちの日が多くなったような記憶があるのですが、ここ何年かは夏から秋へと季節の舵を切る、そうした目立った変化が薄れているように思います。これも地球温暖化の影響なんでしょうか。

上野: 

おそらくそういう影響はあると思いますね。それでもここ数日で気温が徐々に低下し、秋の気配が感じられるようになりました。今年の夏、私は自宅で1か月ほどしかクーラーを使用しませんでした。例年に比べて涼しい夏だったように思います。また昨年は暖冬でしたが、今年はどうなるでしょうか。

福本: 

夏の水不足を思えば、冬はなるべくたくさん雪が降ってくれた方がありがたいのですけれどね。

●リスナーより

いつも楽しみに聞かせていただいております。ところでイランの民族文化で最後に流れるバグパイプ?のような楽器は今までのイラン音楽では聞いたことのないような音色なので、興味がありますが、なんという楽器なのでしょうか。

●ラジオより

イランの民族文化の最後で流れるのは、ソルナーと呼ばれる、チャルメラと同じ系統の楽器です。音の点ではバグパイプに似ています。ただ、バグパイプと同じ構造を持つ楽器という点では、イラン南部でよく使われるネイ・アンバーンという楽器がそれに当たります。これは、バグパイプと同じように、羊の皮袋の先に笛が接着されていて、実際に吹きながら演奏するとともに、皮袋にたまった空気を押して演奏する効率的な楽器です。それでは、イラン南部の湾岸地方、ブーシェフルのネイ・アンバーンによる演奏をお聞きください。