11月 26, 2016 16:10 Asia/Tokyo

今週の金曜広場もお聞きください。

●リスナーより

この時間帯で初めての受信です。雑音がなく鮮明に受信できます。北海道では紅葉の時期ですが、今日あたりから平地に雪が降る予報が出ています。テヘランはいかがですか。

●ラジオより

(北川)日本では初雪も見られたとのことですが、こちらテヘランでも11月上旬に市街地には雨、アルボルズ山脈には雪が降りました。その後少し気温が上がってきましたが、それでも、現在テヘランは秋の雰囲気をかもし出していて、事務所の敷地の木々も黄色く色づいてきています。さて、福本さん、テヘランのこの時期の風物詩とは、福本さんにとってなんでしょうか。

(福本)この時期というと、晩秋と言えばいいのか、初冬、と言えばいいのか悩んでしまうのですが、そうですね、道端に茹でたビーツやそら豆を売る屋台が登場するのが今の時期なんですよね。ホカホカと美味しそうな湯気をたてているのを見ると、あぁ今年ももうこんな時期になったのねぇ、と思います。

●リスナーより

IRIBの敷地にキツネやタヌキはいますか。

●ラジオより

(北川)タヌキは残念ながらイランでは生息していない動物ですが、キツネはたまに見かけることがあります。IRIBの敷地は広く、また木々や草花が多いため、キツネが巣を作っているようです。このため、通年、たまにキツネを見ることがあります。さて、福本さん、そのほかにIRIBの敷地に住んでいるといえば、ネコぐらいですか。そのほかの動物は、あまりみないですよね。

(福本)今、北川さんは「たまにキツネを見ることが」っておっしゃいましたが、私が今までにキツネを見たのは一回だけなんですよ。もっともあまり頻繁に出没されても困ってしまいますけれど。ネコは、IRIBの中でちゃんと居場所を与えられていて幸せですね。その他に動物、生き物ということでしたら、鳥は色々いるようですが。(カラス、鳩、キジバト、ボルボル、セキレイなど)

●リスナーより

スタッフの皆様、こんにちは。今日は朝の再放送で9765KHzの短波を受信してみました。今日の放送は信号のオン・オフが繰り返され、受信ができない部分がありましたが、信号が入感してからは良好なコンディションでした。

今日の「ニュース」でサッカーのワールドカップ予選で韓国を下し予選リーグ1位になっているとのことですが、さすがアジアNo1のチームですね。日本は同じ組にオーストラリアとドローで終わり現在3位、本選出場まで厳しい状況です。ワールドカップへイランと日本が出場できるように祈っております。

●ラジオより

(北川)私、サッカーがそれなりに好きですが、恥ずかしながら、自宅でテレビを見ることはまったくといっていいほどありません。そのため、ワールドカップ予選がどんな状況なのか、よくわかっていません。さて福本さん、金曜広場を収録している現状、つまり日本サウジ戦が終わったあたりでは、現状どうなのでしょう。イランは順調に予選突破を確定している状況なのでしょうか。

(福本)11月15日にアジア最終予選の第5戦が終了しました。イランはここまで3勝2引き分けでAグループのトップに立っています。日本と比べると順調ですよね。何より失点が「0」というのが素晴らしいです。でも、まだまだロシアワールドカップへの道は、ようやく折り返し地点で、来年3月からさらに5試合を戦わなければなりません。ワールドカップへの切符を手にするにはまだまだ時間がかかります。15日のイラン対シリア戦について、少しお話ししてよろしいでしょうか?この試合はシリアのホームゲームだったのですが、治安の関係上、第三国のマレーシアで開催されました。ところが、「突然の豪雨のため、試合が遅延、あるはキャンセルになるかもしれない」とIRIBのニュースでテロップが流れたときには驚いてしまいました。サッカーは野球と違って、雨が降ろうが雪が降ろうが試合は行われますから、いったいどの程度の豪雨だったんでしょうね。結局、試合は遅れて始まったのですが、グラウンドのコンディションが最悪で選手たちが気の毒でした。選手が怪我をしないかハラハラしながら観戦していました。結果は引き分けでしたが主力の二人を欠いての引き分けで良しとすべきでしょうね。・・・つい、力が入ってしまって、長々と失礼いたしました。 

●リスナーより

群馬県は昔から養蚕が盛んで、織物も盛んでした。「富岡製糸工場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録され、ほとんど行われなくなった養蚕を復活しようという活動が盛んになってきました。日本に2社しかない製糸場も群馬県に残っているので養蚕が復活すれば、製糸もさらに復活すると思います。イランの養蚕と絹織物の盛んな地区はどこですか。

●ラジオより

(北川)イランで養蚕が盛んだった場所は、歴史的にはカスピ海沿岸の地域と、イラン中部のカーシャーンが挙げられます。カスピ海沿岸は日本と似たような温暖湿潤気候で、桑の木も多く、養蚕が盛んに行われていたようでした。この地域は200年ほど前からヨーロッパ市場向けの絹糸が生産されていたようで、当地でも品質の点で好評だったようです。しかし19世紀半ばに伝染病でこの地域の絹産業が壊滅すると、ヨーロッパは中国や日本に絹糸の輸入先を求めました。ちなみに当時、日本の絹は質の点であまり好まれていなかったようです。

また、織物産業の盛んな中部カーシャーンも、絹産業が盛んだと伝えられています。カーシャーンにはユネスコの支援による絹織物工房があり、ここで絹織物産業と昔の絹織物の技術を保存すべく、活動を行っています。工房には、たくさんの織り機が設置されており、また訪問者には、織り機の説明などもしてくれます。

  • リスナーより

イランそのものの自然環境はどのような現状でしょうか。自分が住む三重県四日市市はかつて喘息の被害が激しく、自分が住む場所は公害発生地区と結構離れているのですが、それでも子供のころはしばしば空気がくさいと感じました。最近はめったに感じることはないのですが、それにしても甚大な被害があったとはいえ、良くぞここまで回復できたものだと感じないではいられません。同様の事件はイランにはありませんか?また、昨日阿蘇山が噴火しました。桜島あたりは年がら年中噴火しています。地震は日本中当たり前のように発生しています。イランではいかがですか。

  • ラジオより

(北川)さて、福本さん、公害事件というのはイランでは聞かないですが、このところテヘランの大気汚染は深刻ですよね。

(福本)そうなんですよね、今月半ばには深刻な大気汚染のために小学校が休校となりました。毎年、この時期は大気汚染による休校が心配されているのですが・・・、あ、今日の番組の最初にお答えした「テヘランのこの時期の風物詩」に、残念ながら、この大気汚染現象も挙げられるかもしれません。

(北川)また地震についても、たまに地方で大きな規模の地震が起こるようですが、地震の頻度からすれば、テヘランと関東地方を比べた際、関東地方のほうが体感地震は多い気がするのですが。こちらで地震を感じられたことはありますか。

(福本)もう、何年も前のことですが、テヘランから100キロ以上離れたガズヴィーン州で震度5程度の地震が発生したことがありました。その時はテヘランも揺れまして、少々怖い思いをいたしました。でも日常的には「あ、地震だ」って感じて身構えるようなことってまずないんですよね。ただ、テヘランは北と南に活断層が走っていますから、何も起こらない、という保証はないんですよ。「備えあれば患えなし」です。