イランのパン屋
12月 15, 2016 21:43 Asia/Tokyo
イランのパンと言えば、数年前までは伝統的なパンのことを指し、どちらかというと、主食として食べられるもので、お菓子パンの類は種類があまりありませんでした。
。「ナン」と呼ばれる伝統的なパン、何種類かありますが、日本でインドカレー屋さんなどで見られる種類のものに似ています。焼きたてをお店から買ってくるのですが、本当に熱々で、私などは慣れていないので、とても持てません。イランのサンドイッチには、コッペパンのようなパンが使われるのですが、ハンバーガー用のパンでも何でも、中の白い部分をきれいにくりぬいて、そこに具を入れます。家庭でこのパンを食べる際には、みんな、自分でこの白い柔らかい部分を取り除いて食べています。とても不思議で理由を聞いてみると、そこを食べるとおなかを壊すから、という答えが返ってきました。ようするに、「生」の部分なんだそうです。いや、きちんと火は通っていると思うのですが、イランではまず、この部分を食べる人を見たことがありません。
2016年12月15日 芝田
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