ペルシャ語ことわざ散歩(34)「子守歌を知っているのに、なぜ眠くならないのか」
7月 03, 2021 19:51 Asia/Tokyo
皆様こんにちは。このシリーズでは、イランで実際に使われているペルシャ語の生きたことわざを、毎回1つずつご紹介してまいります。
今回ご紹介するのは、「子守歌を知っているのに、なぜ眠くならないのか」です。
ペルシャ語での読み方は、Laai laai mi-daanii, cheraa khaabet nemi-barad?となります。
このことわざは、人に説教や講釈を垂れておきながら自分はそれを守らない人や、できていない人を指して使われています。例えば、「他人には~~をしてはならない」と言う一方で自分はやっている人、または経済的な消費を心がけるよう他人にアドバイスしておきながら、自分は金品を無駄遣いをしているような人が、このことわざに当てはまります。
いくら知識として知っていてそれを主張しても、自分でそれを実行しなかったのでは無意味ではないでしょうか。他人の言動を云々する前に、まず自分の言動を正すよう心がけたいものですね。それではまた。
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