オランダ国内のサウジ大使館通りを、カショギ通りに名称変更

10月 03, 2019 20:13 Asia/Tokyo

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルのオランダ・ハーグ支部が、同市内のサウジアラビア大使館のある通りを「サウジアラビア通り」から「カショギ通り」に変更しました。

イルナー通信によりますと、アムネスティは２日水曜、今回の措置の目的として、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏の殺害事件が忘れ去られないようにすることを挙げています。

ジャーナリストやメディア業界の関係者ら多数が先月３０日、カショギ氏殺害から１周年を記念して、殺害現場となったトルコ・イスタンブールのサウジアラビア領事館前に記念碑を設置しました。

カショギ氏は昨年１０月２日、在イスタンブール･サウジアラビア領事館内にて、サウジアラビアから派遣された因子により惨殺されました。

イギリスの新聞ガーディアンは最近、「サウジアラビアの最新情勢は、ある決まった計画に従って進んでおり、同国のムハンマド皇太子の就任以来サウジアラビアは反対派を惨殺している」と報じています。

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