Pars Today
イスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝す行事は、預言者への情愛と献身の具現であるとともに、シーアとスンニ両方の宗派におけるイスラム教徒の団結の象徴でもあります。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イスラム共同体(ウンマ)構築やイスラム世界の団結の重要性について、「ウンマを構築することで、ムスリムはその内なる力によりシオニスト政権イスラエルという癌をパレスチナから取り除き、地域に対する米国の強権的な干渉を排除することができる」と語りました。
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イラン国内のスンニ派指導者や神学校関係者らとの面会で、イスラム共同体(ウンマ)について「片時も忘れられるべきではない」と述べ、そのアイデンティティの保持の必要性を説き、シーア派とスンニ派の分断を狙う悪意ある勢力に対抗して両派が団結することを強調しました。
イランのペゼシュキヤーン大統領は自身のXに、「イラン政府の主な目標は、イスラム共同体の団結・連帯である」と投稿しました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が団結会議をイスラム世界における団結と宗派間の接近の旗手だとし、「世界は激しい変化の中にあり、このことはイスラム学者や思想家の使命を倍増させている」と語りました。
イランのライースィー大統領は、「服従や妥協という選択肢は、もはや机上にはない」とし、シオニスト政権イスラエルとの関係正常化は進むべき方向と逆行しているとしました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が14日金曜、体制責任者および、テヘランで開催されたイスラム団結国際会議に出席する外国人ゲストらと会談する中で、「新しい勢力幾何学において高い地位を得るためにイスラム共同体が最も必要とするのは、一致団結である」と語りました。
14日金曜は、イスラム暦1444年ラビーオルアッワル月17日にあたり、イスラムの預言者ムハンマドと、その末裔に当たるシーア派6代目イマーム・サーデグの両者の生誕日となっています。
イスラムの一部の歴史家によれば、ラビーオルアッワル月12日は、神の最後の預言者であるムハンマドの生誕日です。
イランのライースィー大統領が、「パレスチナを救う道は抵抗である」と語りました。