Pars Today
イスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝す行事は、預言者への情愛と献身の具現であるとともに、シーアとスンニ両方の宗派におけるイスラム教徒の団結の象徴でもあります。
歴史が証明しているように、偉大なるイスラム教預言者のムハンマドは、常に信者とその民に対し率直に、そして透明性をもって明確に語り、物事を政治化せず、必要な場合には柔和さを示しました。
13世紀のイラン詩人モウラーナー(ルーミー)は、イスラム教の預言者ムハンマドの説話を引いて、「人は他人の欠点は明朗に語るが、自分の欠点には気づかない」と語りました。
イスラム教の預言者ムハンマドは、「私は道徳を完成させるために遣わされた」と語り、人間だけでなくすべての生き物に対して良い気持ちで良い行動を取り、愛情を持ち親切に接するよう、常にイスラム共同体に求めていました。
イスラム教では隣人の権利が非常に重視されており、近隣住民との正しい交流により、1つの地区の構成員の進歩成長にとって好ましく、かつ見事な環境が出来上がり、その結果として社会が形成されるとしています。
イランの宗教専門家でコーラン解説を専門とするモハンマド・アリー・アンサーリー氏は、「イスラムの預言者ムハンマドは女子に対するアラブ民族の誤った思考の排斥に努めた」と語ります。
イスラム暦ジョマーディオッサーニー月20日は、イスラムの預言者ムハンマドの娘、ファーティマの生誕日です。
イスラム暦ジョマーディオッサーニー月20日にあたる3日水曜は、イスラムの預言者の娘でシーア派初代イマーム・アリーの妻のファーティマの生誕日にあたり、イランでは祝祭が催されています。
2023年12月25日月曜は、預言者イーサー(イエス・キリスト)の生誕記念日に当たります。
3日火曜は、イスラム暦1445年ラビーオルアッワル月17日にあたり、イスラムの預言者ムハンマドと、その末裔に当たるシーア派6代目イマーム・サーデグの両者の生誕日となっています。