都庁前で、東京五輪反対デモが実施
6月 20, 2021 19:04 Asia/Tokyo
東京都庁前で19日土曜、東京五輪開催に反対するデモが行われました。
フランス通信によりますと、参加者らは「誰も犠牲にするな」、「中止だ中止 東京オリンピック」などと書かれたプラカードを掲げ、オリンピックを開催しないよう訴えています。
参加者の中には、「五輪」ではなく「5つのX印」のあるマスクをつけた抗議者も見られました。
五輪開催を巡っては、立憲民主党の枝野幸男代表が「1年延期か中止かという選択をIOC国際オリンピック委員会との間で交渉すべきだ」と政府に求めたほか、共産党の志位和夫委員長も「コロナ対策と両立しない。中止する決断を強く求める」とするなど、以前から野党側からの反対発言が提起されていました。
これに対し、公明党の山口那津男代表は今月17日、こうした一部野党を念頭に、「中止を叫んでいた政党もあるが、極めて非現実的な主張であり、国民の不安をあおりかねない主張だ」として批判しています。
なお、東京都の小池都知事は19日、東京五輪で予定していた都内のパブリックビューイングを全て中止すると発表しています。
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