韓国で、国産戦闘機が試験飛行に成功
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韓国で、国産戦闘機が試験飛行に成功
韓国が開発した超音速戦闘機「KF-21」が、初めての試験飛行に成功しました。
朝鮮半島では、依然として軍事化の流れが続いています。
北朝鮮は自国のミサイル実験について、アメリカとその同盟国による挑発行為が理由だと表明しています。
一方の韓国も、地域で合同演習を行うなどのアメリカとの緊密な防衛協力にもかかわらず、「北朝鮮のミサイル計画は深刻な脅威である」と常に述べてきました。
多くの専門家や北朝鮮当局は、朝鮮半島地域における軍事的緊張は、韓国などの地域諸国の後ろ盾を得たアメリカの挑発行為によるものとみています。
韓国ヨンハプ通信によりますと、同国防衛事業庁は19日火曜、自国初の国産超音速戦闘機KF-21の試験飛行が同日午後に実施され、成功したと発表しました。
初の試験飛行は南部の慶尚南道・泗川付近の上空で行われ、KF-21は33分飛行したということです。
KF-21の試作機はこの日午後3時10分ごろに離陸し、同4時13分ごろ着陸しました。今回の飛行では超音速まで速度を上げず時速400キロほどにとどめたとされています。
空軍と防衛事業庁によると、第4・5世代の戦闘機として開発が進められている同機は約2000回の試験飛行や戦闘に適合しているかどうかなどの判定を経て、26年に量産が始まるということです。
また、26~28年に40機、32年までにさらに80機を実戦配備する計画がすでに公開されています。
長期的には北朝鮮の核への対応はもちろん、中国、ロシア、日本が第5世代戦闘機の実戦配備に拍車を加える状況で、KF-21がこれに対応する役割も担うと予想されます。
KF-21は2000年11月に当時のキム・デジュン大統領が国産練習機KT-1の出庫記念式で開発を宣言し、開発宣言から初飛行まで約22年を要しました。開発はインドネシアと共同で行われていますが、 韓国メディアは、「インドネシアが予算不足を理由に、分担金8000億ウォン(約800億円)あまりを滞納している」ことなどを挙げ、開発完了までの関門が多いと指摘しています。

