中国が、中露関係に介入するアメリカを批判
7月 28, 2022 20:26 Asia/Tokyo
中国外務省の趙立堅報道官は、アメリカによる中露関係への介入を受け入れることは一切ないと述べました。
ロシア・タス通信が28日木曜伝えたところによりますと、中国外務省の趙立堅報道官は、「中国とロシアの協力は、第3国に対抗するものではない。中国は、ロシアから中国への石油販売に対するアメリカの一方的で違法な制裁を拒否する」と述べました。
同報道官はその上で、「中国とロシアは、平等、相互利益、相互尊重にもとづいて通常の関係・経済協力を行っていき、外国による介入は容認しない」と述べました。
中国はウクライナ戦争勃発後、中立の立場をとっています。米高官も、この戦争で中国からロシアへの支援提供を示す証拠はないと認めています。
こうした中、米上院の一部議員は、ロシアから中国へ向かう天然ガス輸送船に罰金を科す法案を提出しました。これらの議員は、ウクライナ戦争におけるロシアの資金源を断つため、ロシアから中国への石油輸出を制裁することも求めています。
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