台湾で、中国の軍事攻撃を想定し地下鉄駅に避難所を設置
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中国と台湾の間の緊張激化を受け、台湾では中国軍による空襲への恐れから、空爆シェルターを設置しています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
8月 02, 2022 20:42 Asia/Tokyo
  • 台湾で、中国の軍事攻撃を想定し地下鉄駅に避難所を設置
    台湾で、中国の軍事攻撃を想定し地下鉄駅に避難所を設置

中国と台湾の間の緊張激化を受け、台湾では中国軍による空襲への恐れから、空爆シェルターを設置しています。

ロイター通信によりますと、中国軍からの空襲への備えとしては、地下駐車場、地下鉄駅、地下ショッピングモールなどの地下空間で、人々が隠れることができる避難所・シェルターを設定することがあげられます。

台湾の中心都市台北には4,600以上の避難所があり、人口の4倍以上の約1200万人を収容できることになっています。

台湾政府当局は、指定された避難所に関するデータベースを更新し、スマートフォンのアプリに居場所を掲載し、ソーシャルメディアキャンペーンやポスターを立ち上げて、人々が最寄の避難場所を見つける方法を把握していることを確認しました。

ここ数週間、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問計画が論争を巻き起こしており、特に中国政府はこの点で軍事的衝突という脅迫を繰り返していました。

現在、ペロシ氏が本当に訪台するかを、世界が注視しています。

こうした中、台湾メディアは1日月曜、中国の警告にもかかわらず、ペロシ米下院議長が2日火曜に台湾入りする、と報じました。

中国政府は台湾を自らの不可分の一部と見なしており、西側当局者の台湾への干渉と訪問を非難するとともに、こうした行動が「一つの中国」の原則に違反し、分離主義勢力に誤ったシグナルを送るものだとしています。

 


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