中台海軍艦艇、海峡中間線付近にとどまる
8月 07, 2022 15:38 Asia/Tokyo
中国と台湾の海軍艦艇約10隻が、台湾海峡の中間線付近にとどまっています。
ロイター通信が7日日曜、台北から報じたところによりますと、中国と台湾の海軍艦艇約10隻が7日午前、台湾海峡の中間線付近にとどまっており、中国の一部の船は繰り返し中間線を越えて台湾側に入り、台湾海軍は近くにとどまって動きを監視したということです。
また、双方はこれまでのところ、中間線付近で自制を示している模様です。
中国軍の演習は、日本時間の7日午後1時までの予定とされています。
なお、台湾の陸軍は今月9日と11日に台湾の南部沿岸周辺で「重砲射撃訓練」を行うと発表しました。
台湾陸軍によりますと、中国軍による台湾周辺での大規模な軍事演習が行われたことを受け、部隊の戦闘能力をテストする予定だということです。
また、台湾の海軍からは対艦ミサイルの写真が公開され、台湾海峡の状況を24時間体制で監視しているとする声明が発表されました。
台湾当局は中国政府に対して、「理性的に自制をするように」と呼びかけ、日本を含めた周辺諸国に台湾への理解と支援を求めています。
タグ