中国国防相、「台湾は中国の領土」

中国の魏鳳和国防相は、台湾問題は中国の内政事項だとしました。

中国は台湾を自国領土の一部と見なしており、アメリカの挑発行為や台湾への武器売却を、自国の主権侵害および「一つの中国」政策への違反だとしています。

イスナー通信によりますと、中国の魏鳳和国防相はウズベキスタンの首都タシケントで開かれたＳＣＯ・上海協力機構の会合で、「中国はペロシ米下院議長の台湾訪問に断固反対し、厳しく非難・対抗する」と述べました。

魏氏はまた、「中国の姿勢は、世界の１７０以上の国および国際機関により広く理解・支持されており、中国はこれに感謝する」と語りました。

その上で、「中国は他の国々とともに、国際正義、世界の平和と安定を共同で守っていく」としました。

同氏はＳＣＯを称賛し、同機構を「文明・体制が異なる各国間の共生およびウィン・ウィンの関係の手本」として挙げました。

また、ＳＣＯ加盟各国の国防・軍当局に対し、安全な社会および協力のための堅固な土台の構築、作戦システムの改善、協力概念の強化、ＳＣＯの防衛・安保協力の継続的な前進、相互協力を求めています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。