中露が極東海域で、軍事演習「ボストーク2022」を実施へ
9月 01, 2022 14:53 Asia/Tokyo
ロシア国防省が、「わが国と中国が極東で実施する大規模軍事演習『ボストーク2022』の一環で、日本海でも演習を行うだろう」としました。
ロシア軍と中国軍は、相互連携を強化しています。
最近では、両国の戦闘機と爆撃機が国際空域で共同任務を遂行し、韓国と日本の懸念を引き起こしました。
ロシア・イタルタス通信によりますと、ロシア国防省は「両国軍は日本海海域および、オホーツク海で軍事演習を行うだろう」と表明しています。
予定では、ロシアと中国のミサイルフリゲート艦や艦艇の一部が、ロシアの戦闘機の空中援護を受けてこの演習を実施することになっています。
ただし、中国国防省は今回の参加の理由について「各国の軍隊と実務的、友好協力を深めること」としており、「現在の国際情勢や地域情勢とは関係ない」としています。
日本海は、日本とロシア領サハリン、朝鮮半島の間に位置しています。
ロシアは、4年に1回の割合で極東軍事演習を実施しており、今回主催する大規模な軍事演習「ボストーク2022」は、中国の空軍と海軍を含むインドなど13カ国から5万人以上の兵士、航空機140機、艦艇60隻を含む5000以上の兵器が動員され、1日木曜に開始されます。
なお、ロシアは本来は先月30日から行うとしていた今回の軍事演習について予定を変更し、今月1日からの実施としましたが、前日での日程変更は異例のことです。
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